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概要

ボランティア名 Green with Team NTT 〜緑の真珠 海岸林再生プロジェクト〜
開催場所 宮城県気仙沼市 大島 島北部(外浜 GTNの森)、島中部(小田ノ浜)
日時 2019年10月5日(土) 10:00-13:30
NTTグループ
ボランティア参加組織
日本電信電話、西日本電信電話、エヌ・ティ・ティ・データ
エヌ・ティ・ティ・コムウェア、テルウェル東日本東北支店
NTT東日本サービス、電友会、ご家族
NTTグループ
ボランティア参加者数
21名

Green with Team NTT ~緑の真珠 海岸林再生プロジェクト〜 活動報告

Green with Team NTTでは、2011年度より「復興支援+環境保全」につながる活動を実施しています。2012年度に、東日本大震災による津波、山火事で甚大な被害を受け壊滅した「気仙沼大島」において、海岸保安林を再生する『緑の真珠 海岸林再生プロジェクト』をスタートし、植樹活動を行いました。植樹した苗木がより大きく健やかに育つために、今年も持続的に生長管理の活動に取り組みました。また今年度から小田ノ浜 海岸清掃の取組みも開始し、10月度は現地集合者による気仙沼大島の森と海を守る活動を実施しました。

Green with Team NTT

Green with Team NTT

外浜 GTNの森での開会式後、「GTNの森・下草刈り班」「小田ノ浜・海岸清掃班」と班分けし、それぞれの作業を開始しました。
そして、今回は作業終了後、大島内の食堂で大島の海の恵みを味わいました。

  

今年4月に気仙沼大島大橋が開通し、7月浦の浜に大島ウェルカムターミナル「野杜海」 が出来る等、大島の復興が進んでいます。

復興支援・環境保全の他「地方創生のお手伝い」として、次年度もGTNプロジェクトを実施します。

《作業中》
夏の繁茂により、下草が固く背丈を超える位成長したことから通常よりも下草刈りの作業量は多いものとなりました。また、棘のある草の増加により慎重さも必要とされました。
下草だけでなく、木々の枝も広く伸び、鬱蒼とした森でしたが、下草の刈り込み、そして重なり合う枝を落としたことで、陽の差し込む明るい森になりました。

《作業後》
また、今回森の中で初めて鳥の巣を見ることが出来ました。
これは、震災後更地にし、植樹をし、 GTN活動を継続的に実施したことで、木の生長と共に生態系が宿った森づくりが出来た証と認識しました。

= 小田ノ浜・海岸清掃班 =

小田ノ浜は、気仙沼大島にある遠浅で穏やかな半円形のカーブを描いた美しい海水浴場で、環境省が選定した「快水浴場百選」に選ばれています。
震災により、地盤沈下などで大半の砂が流失し、海岸もがれきで埋め尽くされるなど大きな被害を受けましたが、地元の方々やボランティアの皆様のご支援により、震災から1年4ヶ月後の平成24年7月21日に海開きを行うことができました。
今年の夏も多くの海水浴客が訪れ、賑わいました。

今回の海岸清掃の成果は、8名(事務局含む)1時間で、11袋でした。
※ゴミ分別による袋分けがあるため、ゴミ袋の大きさはまちまちです。
燃やせるゴミは、台風一過であったことから波が激しく「木の枝・木くず」が大半でした。
燃やせないゴミは、瓶・ペットボトル等の他、ライターやバーベキューで出たゴミ(油の入ったプラスチックボトルや、焼き網)等も見られました。

大島の海をきれいにするため、今後も活動を続けます。