活動を見る

概要

ボランティア名 Green with Team NTT 〜緑の真珠 海岸林再生プロジェクト〜
開催場所 宮城県気仙沼市 大島 島北部(外浜 GTNの森)、島中部(小田ノ浜)
日時 2019年5月11日(土)
NTTグループ
ボランティア参加企業
(会社名50音順)
エヌ・ティ・ティ・インフラネット、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ、西日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、
日本電信電話株式会社、電友会、ご家族
NTTグループ
ボランティア参加者数
40名

Green with Team NTT 〜緑の真珠 海岸林再生プロジェクト〜 ボランティアについて

  
Green with Team NTTでは、東日本大震災による津波、山火事で甚大な被害を受け壊滅した「気仙沼大島」において、海岸保安林を再生する『緑の真珠 海岸林再生プロジェクト』をスタートし、2013年3月にグループ各社の社員やその家族だけでなく、退職者も含め、首都圏や東北から総勢116 人が「チームNTT」とし参加し、島北部の外浜と呼ばれる海岸沿いの山肌約6,600m2に、どんぐりをはじめ、サクラ、ナラ、クヌギなど1,006本の苗木を植樹しました。その後、毎年継続的な活動として下草刈り・枝払いを実施し、広葉樹の生長を見守ってきました。

この活動は、「環境保全/再生」、「防災」、「被災地復興」そして、「地方創生」を含んでおります。
今年度から集合型活動を年2回(5月・10月)開催し、従来から実施している「苗木の生長管理活動(下草払い、枝払い)」の他、環境省・快水浴場百選に選ばれた「小田ノ浜」の海岸清掃を開始しました。

大島の防災林がより健やかに育つよう、また、小田ノ浜の浜辺が美しくあり続けるよう、活動を行いました。

活動報告

2019年4月7日に東北初となる離島への架橋「気仙沼大島大橋」が開通しました。
今年は陸路のみで、仙台・五橋ビルや石巻・一ノ関・気仙沼本州側から大島に渡りました。

Green with Team NTT

外浜 GTNの森での開会式後、「GTNの森・下草刈り班(28名)」「小田ノ浜・海岸清掃班(12名)」と班分けし、それぞれの作業を開始しました。

= GTNの森・下草刈り班(28名) =
新緑が柔らかい状態だが、下草が育ち鬱蒼としている森を、上下2班に分かれ、上から下へ、下から上へ進み中央で合流するよう刈りこんでいきました。
また、2班とは別に、竹を中心に整備する精鋭隊を電友会で編成しました。

下草を刈りこみ、樹木の形がはっきりわかる森になりました。
竹を整備したことで植樹地への竹の侵入を防ぎ、盛夏へ向けた繁茂の抑制をすることができました。
「緑の真珠」と謳われる気仙沼大島の木々がさらに美しくそして力強く育つことが期待されます。

= 小田ノ浜・海岸清掃班(12名) =
小田ノ浜は、震災により大きな被害を受けましたが、地元の方々やボランティアの皆様のご支援により、震災から1年4ヶ月後の平成24年7月21日に海開きを行うことが出来た浜辺です。

海岸清掃の成果は、12名1時間で「燃やせるゴミ7袋」「燃やせないゴミ6袋(ゴミ分別による袋分けがあるため、ゴミ袋の大きさはまちまち)」でした。
「燃やせるゴミ」では、圧倒的に「木の枝・木くず」が多く、「燃やせないゴミ」は、缶やペットボトル、バーベキュー機材、プラスチックゴミ、オイル缶等ありました。
海岸に来たときは「あまりゴミがない」と思いましたが、拾い進めると、意外とゴミがあり驚きました。

「海と生きる」気仙沼の美しい海を守り、この海に住む生き物や、海を訪れる人々にとって素敵な環境づくりに、この活動を通じてこれからも貢献していきたいと思います。