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概要

ボランティア名 <東日本グループ限定> 岩手県西和賀町ボランティア
開催場所 岩手県和賀郡西和賀町
日時 2019年2月8日(金)〜 2月10日(日)
NTT東日本グループ
ボランティア参加組織
東日本電信電話、NTT東日本-南関東 東京事業部、神奈川事業部、千葉事業部、ビジネスデリバリコーディネート部、ITシステムサービス部、NTT東日本-関信越、NTT東日本-東北、NTT東日本-北海道、NTT-ME、NTT東日本サービス、エヌ・ティ・ティ・インフラネット
NTT東日本グループ
ボランティア参加者数
27名

岩手県西和賀町ボランティアについて

西和賀町は岩手県で最も高齢化率が高く、過疎化が急速に進んでいます。加えて、冬季は6m以上の累積降雪量となる特別豪雪地域に指定されているエリアであることから、自宅前の雪かきができず、生活に支障をきたしている独居高齢者が増加しております。また、地域活性化を目的とした雪あかり祭りへの参加にあたっても、十分な人手が確保できていない状況です。そのため、今回のボランティア実施については、地域の抱える課題解決、ならびに将来的な地域社会の発展に向けた活動の一つとして、地域から期待されています。

参加報告

<2月8日>
【雪あかり祭り 準備】
吹雪の中、2/9(土)夜に開催される雪あかり祭りの準備を実施。
まず、雪あかりで模様を作る場所を全員で踏み固めていきます。
その後、模様決めを行い、どの位置に雪あかりを作っていくか印をつけていく作業へ移ります。
来場者が見る位置と、雪あかりで模様を作っていく位置での見え方の違いに苦戦しつつも、なんとか印づけが完了。

<2月9日>
2日目の作業は2グループに別れ、引き続き雪あかり祭りの準備を実施。
◆雪あかり作成
晴天のもと、印をつけた場所を微調整しながら雪あかりを作っていきます。
バケツに雪を詰め、ひっくり返してろうそくを置く土台を作ります。
シャベルで中をくり抜き、紙コップとろうそくを置いたら準備は完了です。

◆かまくら作り
公民館の前にある、大きな雪の塊から、人が入れるようにかまくらを2つ作ります。
ひたすら掘って掘って汗だくになりながら掘り続けます。
最後に、かまくら内で糸電話を開通させ、表に懐かしい看板をつけて出来上がりです。

◆点灯・雪あかり祭り
準備したろうそくに火をつけ、西和賀雪あかり祭りのスタートです。
雪あかりで作ったwi-fiマークとかまくらも好評で、大野地区は大盛況でした。
雪あかり祭り中は、町のいたるところで様々な作品が作成されており、多くの観光客により賑わっていました。

<2月10日>
最終日は、どんと祭準備と高齢者宅雪かきの2グループに分かれ作業を実施。
◆どんと祭準備
どんと祭に向け、しめなわづくりをお手伝い。
材料であるスゲを3等分し、真ん中が太く、先が細くなっていくように縄を作っていきます。
先端に向けて、徐々に細くなるようにするのがポイントです。
出来上がった3本をの縄を三つ編みにし、大きなしめなわのできあがり。

◆高齢者宅の雪かき
2階の屋根の高さまで達している雪をかいていきます。
屋根まで、雪が積もってしまうと、屋根に雪の重みがかかり、破損をしてしまう可能性があることからがんばって掘り進めます。
途中、その家に住んでいらっしゃる高齢者の方からたくさんの差し入れを頂きながら、掘って掘って掘ります。
約3時間の作業で、1グループで2件のお宅の2階の窓が見えるくらいまで雪を取り除きました。。

最後は全員でどんと祭に参加し、全プログラムを終えました。

今後もNTT東日本グループとして、西和賀町大野地区の課題解決に取り組んで参ります。