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概要

ボランティア名 <東日本グループ限定> 岩手県西和賀町ボランティア(夏)
開催場所 岩手県和賀郡西和賀町
日時 2018年7月21日(土)〜7月22日(日)
NTT東日本グループ
ボランティア参加組織
東日本電信電話、NTT東日本-南関東 東京事業部、NTT東日本-南関東 神奈川事業部、NTT東日本-南関東 千葉事業部、NTT東日本-南関東 サービスサポート部、NTT東日本-南関東 相互接続センタ、NTT東日本-関信越、NTT東日本-東北、NTT東日本-北海道、NTT-ME、NTT東日本サービス、NTTインフラネット、NTTネクシア、NTT空間情報
NTT東日本グループ
ボランティア参加者数
23名

岩手県西和賀町ボランティア(夏)について

岩手県で高齢化率が最も高く、過疎化といった課題も抱えている岩手県西和賀町。耕作放棄地の増加はその地域の生態系に影響を及ぼすとされており、西和賀町でもこの課題に直面しております。 NTT東日本グループは2016年度から同地域で、冬季に雪かきのボランティアを実施してきましたが、今年度は、夏のボランティアを通じて、地域の抱える課題解決、ならびに将来的な地域社会の発展に向けた活動に取り組みました。 具体的には、耕作放棄地を活用したビオトープづくりにより、ホタルやモリアオガエルなどの希少種を守るだけでなく、西和賀地域本来あった生態系の保全という活動です。

参加報告

<7月21日>
【ビオトープづくり・地域を知るセミナー】
1日目はビオトープづくりに必要なエゾアジサイ挿し木の苗とり・苗挿しを行いました。
アジサイを綺麗に咲かせるためには剪定が大切です。自然に咲いているエゾアジサイを剪定し、一時間ほど挿し木に水分を吸収させたあと、苗ポットに挿し代える作業を実施しました。挿し代えたポットは綺麗な沢にて育てていきます。

地域を知るセミナーでは、爽やかな青空の下、大野地区の方から西和賀町の特徴や抱えている課題、力を入れている取り組みなど教えていただきました。
その後は、全員で晩御飯の準備(岩魚の塩焼きや山菜料理)をお手伝いしました。

<7月22日>
【ビオトープづくり・郷土料理づくり・無農薬農作業】
2日目のビオトープづくりでは、スゲ(水辺植物)の移植を行い景観植生地の整備を行いました。 スゲが生えている場所は深い沼のようになっており、その中を歩いていくのも一苦労でした。。。

景観植生地の整備では、在来種の生育を妨げる外来種の植物を取り除きました。

郷土料理づくりではミズのたたきという山菜料理を教えていただき、お昼ご飯に参加者皆さんでいただきました。
無農薬農作業では、野菜の生育に妨げる雑草を手で一つずつ取り除く作業を実施しました。

また、冬(2月)には、雪かきと雪あかり祭り準備のためのボランティアも実施予定です。
今後も西和賀町の抱える課題に対し、ボランティアを通じて地域の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思います。