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概要

ボランティア名 スポーツボランティア研修会&オリパラ講演会
開催場所 大手町サンケイプラザ
日時 2018年 3月24日(土)
NTTグループ
ボランティア参加企業
(50音順)
JSOL、NTTエレクトロニクス、NTTコム エンジニアリング、NTTコム ソリューションズ、NTTセキュリティ・ジャパン、NTTソルコ&北海道テレマート、NTTデータ・ビーンサービス、NTTデータ・ビジネス・システムズ、NTTドコモ、NTTビジネスソリューションズ、 NTTファイナンス、NTTファシリティーズ、NTTファシリティーズ中央、NTT東日本サービス、NTT東日本-関信越、NTT東日本-東北、NTT東日本-南関東、NTT東日本-北海道、エヌ・ティ・ティ テレコン、エヌ・ティ・ティ・アド、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、 エヌ・ティ・ティ・コムウェア、エヌ・ティ・ティ・データ、エヌ・ティ・ティ・データ・システム技術、エヌ・ティ・ティ・データ先端技術、エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ東日本、エヌ・ティ・ティ・ロジスコ、エヌ・ティ・ティエムイー、エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ、エヌ・ティ・ティマーケティングアクト、 エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ、エヌ・ティ・ティレゾナント、エヌ・ティ・ティ国際通信、エヌ・ティ・ティ都市開発、ドコモ・サポート、ドコモ・システムズ、ドコモCS、大手町ファーストスクエア、西日本電信電話、日本テレマティーク、日本電信電話、東日本電信電話
NTTグループ
ボランティア参加者数
175名

参加報告

近年、スポーツボランティアが広く社会に認知されるようになり、スポーツイベントの成否には、スポーツボランティアの活動が不可欠になっています。今回は、東京2020大会ボランティアに興味は あるものの、これまでにスポーツボランティアに参加したことがない方、スポーツボランティアの基礎を学びたい方、これからスポーツボランティアを始めたいと思っている方に向けた研修会を開催いたしました。

スポーツボランティア研修会&オリパラ講演会

第1部 スポーツボランティア研修会
日本スポーツボランティアネットワーク講師の三谷様、田中様より、スポーツボランティアについてお話をいただきました。
まずは、三谷様よりスポーツボランティアにおける「コミュニケーション」についてお話いただきました。スポーツボランティア活動の現場では、年齢、性別、社会経験、障がいのある・なしにかかわらず様々な人たちが 集まるため、豊かなコミュニケーション力が大切となります。参加するボランティアたちにとって大切なのは、他のボランティアたちとの交流です。そこで必要となるのが「アイスブレイク」。アイスブレイクとは、 コミュニケーションにおいて温かいムードをつくり、冷え切った雰囲気を和らげること。会場ではじめて出会ったボランティアには、自ら「こんにちは!」と挨拶するだけで、アイスブレイクのきっかけとなり、後々、 コミュニケーションがとりやすくなり、居心地の良い環境ができ、良好な関係性の集団を作ることができるそうです。

次に、田中様より、スポーツボランティアの定義やスポーツボランティアの楽しみ方についてお話いただきました。
スポーツボランティアの楽しみ方は、主に以下の点があり、何より自分も楽しむことが大切だとおっしゃっていました。
・スポーツをする人・みる人の役に立てる  ・自身の専門性・特技を生かした活動ができる
・世代や職業・経歴の異なる仲間ができる  ・様々なスポーツと接することができる
・役割を全うする達成感を仲間と共有できる ・スポーツ以外のボランティア活動へも広がる
 

第2部 Nボラ・スポーツトリップ
これまでにNTTボランティアポータルサイトで実施した主なイベントの参加者によるトークセッションを行いました。
@ マラソン
竹澤様より、今年2月に開催された東京マラソン2018大会ボランティアについてお話いただきました。東京マラソンのボランティアの合計は11000人。約1万人のメンバー・多言語対応メンバー、600人のリーダー、 60人のリーダーサポートで成り立っています。一番人気のある活動は給水・給食ですが、交通規制時間内に片づけまで終わらせるため、時間との戦いでもあり、体力が必要とおっしゃっていました。
AJリーグ
齋藤様より、Jリーグ、Bリーグボランティアについてお話いただきました。Jリーグ、Bリーグボランティアは、各チームにより活動内容、範囲、時間、待遇などが異なるため、自分の好みやライフスタイルに合うチームを探し、 無理のない範囲で楽しく始めてみるのがよいとおっしゃっていました。

B スペシャルオリンピックス
近藤様より、スペシャルオリンピックスの歴史や活動についてお話いただきました。スペシャルオリンピックスは、知的障がいのある人たちに継続的なスポーツトレーニングとその発表の場である競技会の提供し、 活動を通して彼らの自立と社会参加を促進し、生活の質を豊かにすることを目的とする活動を行っています。スペシャルオリンピックスのボランティアには、 様々な活動内容があり、スポーツが好きな方はスポーツを、イベント好きな方はイベントを、事務職が得意な方は事務局スタッフとして、自分らしいスタイルでボランティア活動ができるとおっしゃっていました。
Cパラスポーツ
加藤様より、パラスポーツについてお話いただきました。東京2020大会オリンピックの競技数は33競技、339種目、パラリンピックは22競技、537種目という多くの種目数があります。パラスポーツの中にはまだあまり知られて いない競技もありますが、1人でもいいので応援したい選手を見つけ、その選手のファンになると、パラスポーツが何倍も楽しく応援できるようになるとおっしゃっていました。

第3部 オリンピック・パラリンピックボランティア講演会
新条様より、ボランティアとして活動したリオ大会のお話をしていただきました。リオ大会には世界各国からボランティアが集まり、バケーション気分で参加する方や、 ロンドン大会でオリンピックボランティアにはまって再度参加した方、仕事をリタイアした後の時間を活かして参加した方など、様々な参加者がいたそうです。 また、毎日がお祭り気分でとても楽しく活動ができ、一緒に活動したボランティア仲間とはすぐに仲良くなり、今でも交流があるとおっしゃっていました。
また、新条様が考えるボランティアに必要なことは、以下の5点とおっしゃっていました。
・「何かしたい」という気持ち ・(ややおせっかいな)笑顔と声かけ
・新しいことに積極的な探究心 ・ちょっとしたお得情報 ・中学英語で十分な英語力

当日は175名が参加し、参加者からは「どの講座も笑いあり、ためになりよかったのですが、特に最後の新条正恵さんの講演会が具体的なオリパラボランティアのお話が聞けて良かったです。」 「スポーツボランティアについて、知らなかったことばかりなので、とても役立ちました。研修は、アイスブレイクで周囲の方と知り合えてとてもよかったです。また、講演も、とても面白かったです。」 「スポーツボランティアの作業内容等について実体験+収集した生きた情報は大変貴重でした。今後の自身の活動に生かせます。」といった声をいただき、活気あふれる講演会となりました。