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樋口 晴彦 氏

樋口 晴彦 氏

試聴

ACFE JAPAN ウェブ セミナー

カテゴリー

事例研究 リスクマネジメント 内部統制 内部監査

コース名

再発防止対策の失敗

講師

樋口 晴彦 氏

形式

ウェブ セミナー (webinar)

受講者像

経営者 内部監査部門 管理職 コンプライアンス部門

C P E

3 単位 (不正検査)講義動画をご覧になり、アンケートに回答してください。すべての活動を完了させると、CPE を取得でき、CPE 単位取得証明書が発行されます。報告年度ごとの単位算入上限:なし (無制限)

学習時間

CPE 単位数と同程度の時間が想定されます。

価格

会員:9,900円一般:16,500円

販売期間

2021年3月18日〜

注意事項

特になし

※学習時間は、例としてCPE 3 単位なら 3 時間程度となります。CPE 規定により前後する場合もあります。
※会員価格は、ACFE (ACFE JAPAN) の CFE 会員・アソシエイト会員・法人会員所属員の方に適用されます。
ACFE JAPAN ウェブ ラーニングのみご利用の方や、ACFE (ACFE JAPAN) 会員資格が無効の方には、一般価格が適用されます。

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再発防止対策の失敗

講義概要

不祥事の再発防止対策が機能不全に陥る問題について、「日本航空の操縦士飲酒事件」「NHK インサイダー取引事件」「島根原発の点検時期超過事件」「東洋ゴムの免震ゴム性能偽装事件」の 4 事例を素材として解説する。要点は以下の 4 点。1.不適切な再発防止対策を実施すれば、その効果が見込めないだけでなく、逆に新たな不祥事を誘発するリスクがある。2.適切な再発防止対策を立案するためには、まず過去の不祥事の原因メカニズムをしっかり掘り下げて分析することが必要である。3.不祥事の原因それぞれに対応する形で、具体的な対策を立案し、その実施状況もきちんとフォローアップしなければならない。4.再発防止対策を実行する際には、様々な負担や痛みが生じるのは当然であり、それを甘んじて受けとめる覚悟が経営者に求められる。<注>:講義は登壇者の見解であり、一般社団法人 日本公認不正検査士協会ほかいかなる団体の見解を表すものではありません。

※ 講義は登壇者の見解であり、一般社団法人 日本公認不正検査士協会ほかいかなる団体の見解を表すものではありません。

講義内容

  1. 総論

    本講義の目的/機能しない不祥事対策/機能しない不祥事対策/機能しない不祥事対策/現場のコンプライアンス疲れ/現場のコンプライアンス疲れ/再発防止対策の基本/注意点

  2. 事例 1. 日本航空の操縦士飲酒事件

    操縦士飲酒事件/操縦士飲酒事件/検査の形骸化/事なかれ主義/事なかれ主義/運航優先の圧力/運航優先の圧力/コスト削減の影響/検査不徹底の背景/検査不徹底の背景/笛吹けど踊らず/安全啓発センター/御巣鷹山事故の原因/廃止された対策/残念な話/

  3. 事例 2. NHKインサイダー取引事件

    事件の概要/放送の経緯/犯行の態様/犯行の態様/報道業務の特異性/アクセス管理の不備/システムの設計思想の欠点/規則の不備・教育の不足/報道部門の優越意識/再発防止対策の偏向/再発防止対策の偏向/事件の原因メカニズム/事件の原因メカニズム/本事

  4. 事例 3. 島根原発の点検時期超過事件

    点検に関する制度変更/事案の概要/人的資源の不足/人的資源の不足/人的資源の不足/人的資源の不足/組織文化の過剰性/組織文化の過剰性/不適合管理の不備/不適合管理の不備/その他の問題点/外部への過剰反応/外部への過剰反応/外部への過剰反

  5. 事例 4. 東洋ゴムの免震ゴム性能偽装事件

    東洋ゴム工業/性能偽装事件の続発/免震ゴム事件の概要/不正行為の態様/不正行為の態様/対応の遅延/実害の小ささと組織防衛の意識/調査チームの編成の失敗/技術経営力の不足/技術力の不足/社内の縦割り意識/上司と関連部署の圧力/開発技術部の立場の弱さ/担当

  6. 本講義のまとめ/参考文献

講師紹介

樋口 晴彦 氏 (ひぐち はるひこ) 氏

警察庁 人事総合研究官 (警察大学校 警察政策研究センター付)危機管理システム研究学会 理事、三菱地所株式会社 及び テレビ東京株式会社のリスク管理・コンプライアンス委員会 社外委員

主な経歴

1961 年、広島県生まれ。1984 年より上級職として警察庁に勤務。愛知県警察本部 警備部長、四国管区警察局 首席監察官等を歴任、外務省 情報調査局、内閣官房 内閣安全保障室に出向。警察大学校 教授として危機管理・リスク管理分野を長年研究。一般大学で非常勤講師を務めるほか、民間企業の研修会や各種セミナーなどで年間 30 件以上の講演を実施。

主な著書

『企業組織の発展段階を知ろう! ベンチャーの経営変革の障害』(白桃書房, 2019/2)『東芝不正会計事件の研究』(白桃書房, 2017/12)『続・なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか』(日刊工業新聞社, 2017/11)『なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか』(日刊工業新聞社, 2015/8)『組織不祥事研究』(白桃書房, 2012/9)

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