ACFC

樋口 晴彦 氏

樋口 晴彦 氏

ACFE JAPAN ウェブ セミナー

カテゴリー

事例研究 リスクマネジメント 内部統制 内部監査

コース名

ビジネスモデルの失敗と不祥事

講師

樋口 晴彦 氏

形式

ウェブ セミナー (webinar)

受講者像

経営者 内部監査部門 管理職 コンプライアンス部門

C P E

3 単位 (不正検査)講義動画をご覧になり、アンケートに回答してください。すべての活動を完了させると、CPE を取得でき、CPE 単位取得証明書が発行されます。報告年度ごとの単位算入上限:なし (無制限)

学習時間

CPE 単位数と同程度の時間が想定されます。

価格

会員:9,900円一般:16,500円

販売期間

2021年9月17日〜

注意事項

特になし

※学習時間は、例としてCPE 3 単位なら 3 時間程度となります。CPE 規定により前後する場合もあります。
※会員価格は、ACFE (ACFE JAPAN) の CFE 会員・アソシエイト会員・法人会員所属員の方に適用されます。
ACFE JAPAN ウェブ ラーニングのみご利用の方や、ACFE (ACFE JAPAN) 会員資格が無効の方には、一般価格が適用されます。

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ビジネスモデルの失敗と不祥事

講義概要

組織における不正・不祥事はほとんどの場合、様々な要因が有機的に複合して原因メカニズムを構成しています。講義で取り上げる事例はビジネスモデルの失敗だけが原因ではなくあくまでその一端であり、ビジネスが始まる時点で問題点が内在しているケースを取り上げ、不正・不祥事の発生原因とメカニズムについて解説します。具体的には顧客と利害相反するビジネスモデル 他企業に深く依存するビジネスモデルビジネスの成長速度にリスク管理が追随できなかった事例などを取り上げます。本講義ではコンプアイアンス業務および不正対策業務の従事者を含め、組織の永続的価値を保ち創造する業務に従事する方が研究者の視点を学ぶことが可能です。<注>:講義は登壇者の見解であり、一般社団法人 日本公認不正検査士協会ほかいかなる団体の見解を表すものではありません。

※ 講義は登壇者の見解であり、一般社団法人 日本公認不正検査士協会ほかいかなる団体の見解を表すものではありません。

講義内容

  1. 総論/本講義の目的/本講義で紹介する類型/注意点

  2. 事例1【新銀行東京の経営悪化問題】

    1.新銀行東京の設立経緯2.新銀行のビジネスモデル、3.デフォルトの大量発生、4.スコアリングモデル、5.虚偽書類を見抜けず6.実現不可能なビジネスデル7.過大な事業規模、8.詐欺事件の発生9.モラルハザードの誘発10.制度設計の失敗11.監視機能の

  3. 事例2【東洋ゴムの断熱パネル性能偽装事件】

    1.事件の概要2.不正の経緯、、3.対応の放置4.技術力の不足5.技術経営力の不足、6.経営幹部と営業部門の圧力7.社内の縦割り意識8.希薄なコンプライアンス意識9.事件の原因メカニズム、10.本事件の教訓

  4. 事例3【スルガ銀行の不正融資事件】

    1.事件の概要2.スルガ銀行のビジネスモデル、3.融資の実行状況4.融資関係資料の偽装状況5.不良チャネルの利用、6.販売価格及び賃料の決め方7.不当利益の獲得8.スマートライフの内情9.スマートライフの内部告発、10.自己資金関係資料の偽造11.収入・

  5. 事例4【SBI 子会社 の金商法違反事件】

    1.事件の概要2.ソーシャルレンディング事業3.不祥事の続出4.maneoマーケット事件5.SBISLの急成長6.ファンドの構成7.トウキョウ運河事件、8.T社関連ファンド、、9.T社の経営状態10.T社の末路11.SBISLの不適切な対応、12.SBISLとT社の癒着、1

  6. 本講義のまとめ/参考文献

講師紹介

樋口 晴彦 氏 (ひぐち はるひこ) 氏

警察庁 人事総合研究官 (警察大学校 警察政策研究センター付)危機管理システム研究学会 理事、三菱地所株式会社 及び テレビ東京株式会社のリスク管理・コンプライアンス委員会 社外委員

主な経歴

1961 年、広島県生まれ。1984 年より上級職として警察庁に勤務。愛知県警察本部 警備部長、四国管区警察局 首席監察官等を歴任、外務省 情報調査局、内閣官房 内閣安全保障室に出向。警察大学校 教授として危機管理・リスク管理分野を長年研究。一般大学で非常勤講師を務めるほか、民間企業の研修会や各種セミナーなどで年間 30 件以上の講演を実施。

主な著書

『企業組織の発展段階を知ろう! ベンチャーの経営変革の障害』(白桃書房, 2019/2)『東芝不正会計事件の研究』(白桃書房, 2017/12)『続・なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか』(日刊工業新聞社, 2017/11)『なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか』(日刊工業新聞社, 2015/8)『組織不祥事研究』(白桃書房, 2012/9)

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